2009 / 10
≪ 2009 / 09 - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 2009 / 11 ≫

 用事で実家に帰った日。昼前についたのだけど、出かけたくなって両親を誘って。「海のほう?山のほう?」と聞かれ、やっぱ選ぶのが「山のほう」と(実家も山の中ですけど)。

 三次に行くことにしました。奥田玄宗・小由女美術館、ってのがあるそうで。
途中に福富ダムがあります。私の小さかった頃、母がそのあたりの小学校に勤務していて夏休みにはそこで自由研究を一緒にした記憶が残っています。
 ダム工事が始まって、沈む地域の家々が転居し、違うところに家を建てて団地のようになっている地域があるのですが、軒並み驚くほどの立派な日本家屋が並び、一種異様な光景で、何度かその御殿群を「見物」に行ったことがあります。
 住んでいた家がなくなるのだからそのくらいの家を建てて暮らすのも当たり前かもしれませんが…。田舎で、将来子供たちが住み続けてくれるのだろうか…と、ふっとさみしい気持がよぎった記憶があります。

 そのくらい、日本の田舎のさびれようにはいつも心を痛めています。これは政権が代わってもどうしようもないみたいですね…。何とかならないかしら。


 さて、三次までは遠い…と思っていたけど40分余りで到着。意外に近いのでみんなびっくりしました。

 奥田玄宗・小由女美術館は三次ワイナリーの隣にありました。
まず三次ワイナリーに。とくにイベントもないのですが、各地からの観光客でいっぱいです。すぐそばに広い運動公園や遊具のある公園もあるので、あらゆる世代の人たちが、秋の日を楽しんでいました。
 ワインも買わず、干しブドウだけ購入して。

 美術館では『円空・木喰展』をちょうど開催していて、たくさんの仏像を見ることができました。仏像人気だそうで、結構人がいました。
 美術館内のレストランで昼食。『月が見えるレストラン』なんて、書いてあったのですが、客席の半分以上は外の景色も見えないような造りになっていて(壁しか見えないし、ファミレスの風景のほうがまだまし)、残念でしたね。チェーン店が入っています。

 そこで三次市歴史民俗資料館で辻村寿三郎人形展をやっているというパンフレットを見つけ、出かけることにしました。
10.18-1

 数年前、東京の人形町のジュサブロー館に行って、ご本人とお話したことがあります。人形の数々の出来栄えにも驚きましたが、作業場の几帳面さ、機能的なことに、驚いた記憶があります。(この東京行きは森光子さんの『放浪記』の○○回の記念講演で…。直前の列にジャニーズ事務所の面々が座ったんです~)
 南総里見八犬伝の人形の一連が来ていました。本当にすべて一人の人が作ったの?ってくらい素晴らしいです。

 ちょうど出るころに「おみこしが来るので、通行止めになります」との案内。
地域のお祭りらしく、いろんな町内からのおみこしが集合して流れてくるとのことでした。各町内会や青年団、子供神輿、…色々あったのですが、中にお囃子の音とともに踊っている連もあって。何やら異様な雰囲気。女物の着物を着ているけど、足元をみると、どう見ても男…近くて見るとやっぱり男性、しかも全部。え???
 地域の人に聞くと、どうやら女性の神様を祭っている神社なので、みんな女の格好をして踊っている、ってことでした。
 先頭がポニー?なのが笑えます
10.18-2
遠目で見ると、めっちゃ行儀の悪い女性たちですが~
10.18-4
やっぱり男性でした。中にはかなり年配の人も
10.18-3
これは可愛らしく
10.18-5

 出かけるとき面倒がっていた父も仏像展や人形展や、地域の変わったお祭りまであって「思わぬ目の保養をした」と喜んでくれました。81歳の誕生日目前にちょっとした思い出作りです。

 帰ってから母は柏餅(この辺りではサルトリイバラの葉でつつみます)をさっと作ってくれ、土産に持たせてくれました。

 いつまでたっても、子供で、親孝行はできません。

管理人

Author:管理人
元々のめり込みやすい性格ですが、ここ数年のマイブームは「韓国」。
 でも、ここには韓国ネタ以外の여러가지(色々)を書きます。

09 | 2009/10 | 11
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31